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朝方5時前に自宅前へ着いたのだが、トイレと3階の一室の電気が付いていたので駐車場で時間を潰す事に。
酒とつまみを買ってきたので、渋々屋外で蚊の餌食となりながらも日が明けていく瞬間の空を眺めていたら、闇夜からただならぬ気配を感じその存在を確認すると黒猫が一匹現れた。
遠目には暗くて殆ど視認できなかったが、目の前までやってきてようやく黒猫だと理解した。
この辺りに棲む野良猫だとは知っていた。
玄関前の駐車場に佇む自分の近くにやってくる。
警戒心はないのだろうか。
およそ1m近くまで来たかと思えば、ゴロゴロと寝転びだし、毛繕いをしだした。
かわえぇ。
5分かそこら目の前でのんびりと寛いでから再び姿を消してしまった。
自慢ではないが、昔から猫にモテるのだ。
というか猫に寄って行くのが間違いなわけで、放って置けば自ずと猫から近寄ってくるもの。
大学の猫は、喫煙所で煙草吸ってると必ず膝に乗ってくるからね。
特に何かしたわけでもないのに。
猫も嫌いじゃないが、少女が寄ってくるようなスタンドが使えたらいいのにな。